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高山の夜は「半弓」から始まる|1929年創業・一番街で弓を引いて、飲んで、遊ぶ

古い町並み、朝市、飛騨牛 ── 高山の昼間の魅力はよく知られていますが、
実は高山の夜にしかできない体験があるのをご存知ですか。

夜の飲み屋街「一番街」に、明かりの灯った的の看板がふと目に飛び込んできます。
お酒を片手に、弓を引く。
それが1929年(昭和4年)から続く、高山の夜の遊び文化「半弓」です。

🏛️ 日本最後の半弓場が、高山にある

明治時代、半弓場は日本中に存在していました。
居酒屋街の一角に弓の射的場があり、仕事帰りの人々がひょいと立ち寄っては一勝負。
お酒を飲みながら弓を引く ── そんな庶民の夜の楽しみが、各地にあったのです。

しかし時代が移るにつれ、半弓場はどんどん姿を消していきました。
今では日本に残った最後の場所のひとつが、ここ飛騨高山。
「古いものがなぜか残っている町」と道場主自身が語るように、高山はそういう町なのです。

半弓道場が創業したのは1929年(昭和4年)
戦前から続くその場所は今も高山の夜の一番街に灯りをともし、地元の人も観光客も、気軽に立ち寄っています。


🏹 半弓とは?弓道とどう違う?

「弓」と聞くと、道着をまとって厳かに矢を放つ弓道のイメージが浮かぶかもしれません。
でも半弓は、まったく別物です。

📊 半弓と弓道の違い

 🏹 半弓弓道
的までの距離約 7m約 28m
射る姿勢座って射る立って射る
目的遊び・ゲーム武道

弓の長さは約1.8m。椅子に座り、約7m先の的に向かって10本の矢を放ちます。
的の中心に近いほど高得点で、10本の合計点を競うゲーム形式。
弓道のような作法は一切不要で、初めてでもその場ですぐに楽しめます。

🏆 50点以上で殿堂入り!
高得点を出すと、道場の得点板に名前が刻まれます。
90年以上の道場史上、最高得点は98点。さて、あなたは何点出せますか?

🎯 体験の流れ・料金・2つの店舗

半弓が体験できる店舗は2か所。昼と夜で使い分けられます。
どちらも予約不要、いつもの格好でふらりと立ち寄るだけでOKです(英語対応可)。

① 半弓場高山 ─ 昼間に体験したい方へ

📍 岐阜県高山市相生町19

🕐 営業時間:12:00ごろ〜19:00(延長あり) 年中無休

② 半弓道場 ─ 夜の一番街で楽しみたい方へ

📍 岐阜県高山市朝日町11(のれん一番街内)

🕖 営業時間:18:00〜22:00(延長あり) 年中無休

💰 料金(両店舗共通)
初回 10射:800円(射ち方指導料込み) / 2回目以降 10射:400円
「いいところで使い果たして、もう10射!」となるのはよくあること。
団体・グループでの貸切利用も可。詳しくは www.hankyudojo.com へ。

🍶 一番街&でこなる横丁で飲み歩く夜

半弓の魅力は、体験単体だけではありません。
その周辺ごとまるごと楽しめるのが、高山の夜の面白さです。

🏮 のれん一番街

半弓道場があるのれん一番街は、高山の夜の飲み屋街の中心地。
居酒屋、バー、焼き鳥屋……17:00〜23:00頃にかけて各店が次々と暖簾を出します。
半弓の前後にお酒を一杯ひっかけて、また弓を引いて ── そんな夜の流れが自然と生まれます。

🎪 でこなる横丁

一番街のそばにある「でこなる横丁」も、夜に賑わうスポット。
「でこなる」とは飛騨の方言で「にぎやかになる」という意味です。

  • 射的:コルク銃で景品を狙い落とす縁日の定番ゲーム。半弓で磨いた集中力を試してみては。
  • 飛騨牛グルメ:串焼きや一品料理など、飛騨が誇るブランド牛を気軽に。
  • 食べ歩き・飲み歩き:みたらし団子、地酒など、横丁をぶらぶらしながらつまめます。

営業時間は17:00〜翌3:00頃。半弓を楽しんだあとに流れ込んでも、まだまだ夜は続きます。

🌙 高山の夜の楽しみ方・モデルルート

🍺 のれん一番街で一杯(17:00〜)

🏹 半弓道場で弓を引く(18:00〜)

🍺 また一杯。スコアを肴に盛り上がる

🎪 でこなる横丁で射的&飛騨牛(17:00〜翌3:00)

🏡 古民家宿へ帰って、ぐっすり

📍 アクセス・営業情報まとめ

🏹 半弓(2店舗)

店舗①
半弓場高山(昼)
📍 岐阜県高山市相生町19
🕐 12:00ごろ〜19:00(延長あり) 年中無休
店舗②
半弓道場(夜)
📍 岐阜県高山市朝日町11(のれん一番街内)
🕖 18:00〜22:00(延長あり) 年中無休
料金初回 10射 800円(指導料込)/ 2回目以降 400円
公式サイトwww.hankyudojo.com
アクセスJR高山駅より徒歩約10分

🎪 でこなる横丁

場所岐阜県高山市(のれん一番街周辺)
営業時間17:00〜翌3:00(店舗により異なる)
料金目安射的 1回 200〜500円 / 食事・飲み物 500円〜
アクセスJR高山駅より徒歩約10〜15分

🏡 夜遊びの後は、古民家宿でゆっくりと

弓を引いて、飲んで、射的をして。高山の夜をたっぷり楽しんだあとは、
古い町並みの静けさに包まれた宿でゆっくり眠りましょう。

庭の宿シリーズは、百年以上の歴史を持つ古民家を丁寧に再生した一棟貸しの宿。
夜の一番街からほど近く、賑やかな夜の後の静かな帰り道もまた、高山らしいひとときです。

  • 草の庭:明治の邸宅。名匠の建築、檜風呂と庭を愉しむ贅沢な宿。
  • 紀文の庭:歴史の趣。囲炉裏のある土間、重要文化財の並びに佇む宿。
  • 櫟の庭:観光拠点。朝市や古い町並みが徒歩圏内、多人数にも最適な宿。

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